半分平民出身の美少女である伯爵令嬢のアリシアは、故郷へ戻る途中にとある海賊のボスであるマックスという男の捕虜になった。アリシアはその男に戦いで敗れ、凌辱され、死ぬ寸前に陥るまでになるという、散々な目に会った。しかし、最後の最後、彼女にはとん
でもない結末が待ち受けていた・・・。
※ちなみに、肉体的な残酷描写はありません。触手・異星人・超能力といったような要素もありません。また、現代物では無く、未来の世界という意味でのSFです。その辺りご注意願います。
それから、内容についてですが、変なこだわりを持ちつつ、(出来事そのものから、文章的な表現等まで全て含め)気まぐれや思い付きで迷走しつつ書いています。そのため、あちこちおかしい部分が沢山あるかと思われますが、その辺については笑って流して頂ければと・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-11 22:46:56
94191文字
会話率:38%
イチゴ栽培と屈強な傭兵で知られる小国・エルベトーレ。その第一王女・リリアナ・アーダルベルタ・フォン・エルベトーレ(通称リリ)は、落ち着かない毎日を過ごしていた。
長年きょうだいを持たなかったリリは、父王の後を継ぐ王太子として遇されていたが、
二年前に父がガリアの平民出身の職業婦人・アナベルと再婚、昨年異母弟・ヨーゼフが生まれた。
エルベトーレの法では、王位継承において男子が優先される。自動的に王太子の位を失ったリリは、これまで学んできた政治や経済の知識が無になることに、虚しさを感じていた。
はとこのトーマから求婚されるが、どう見ても「あわよくば王位を手に入れよう」という野心が見え見えで、気分はげんなりするばかり。
そんな中、秋の収穫祭が行われる。父王とともに余興の剣闘試合を観覧していたリリは、漆黒の髪にアメジストの瞳を持つ青年、レフ・ゼブロウスキと出逢う。
あまたの豪傑を打ち負かして勝利の美酒にあずかったレフを、父王は知っていた。かつて強敵・アナトリアに滅ぼされた同盟国・カシューブ公国の公子で、虐殺の中を落ち延びて生き残っていたという。
感激した父王は、レフを新任のリリの親衛隊長に任じようとするが、リリは己より弱いものに守られたくはないと、レフに勝負を挑む。
防御の姿勢に落ち着きがあり、手数の多さに惑わされないレフは、リリをかわし、寸止めで勝負を決める。
この件で更に自信を失ったリリは、その後のアナトリア攻略で己の沽券を取り戻そうとするのだが――。
凛とした美人だが己に素直になれない姫君と、地獄を見て執着を忘れていた青年の、可愛らしくも激しい恋物語。謀略もほんの少しあり。
Pixivのコンペで落ちた作品( http://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/590232/ )を、頭から書いてみました。
Twitterを始めてみました。たぶん更新情報などしか流さないですが、気が向いたらフォローいただけたら幸いです。 https://twitter.com/fry_magumi折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-26 01:30:15
16968文字
会話率:28%
平民出身ながら奇跡のような速度で昇進を続けるカズサ・ミツルギ准将。敵から死神のごとく恐れられる彼にも、一つだけどうにもできない悩みがあった。それは王妹エミリアから寄せられる好意だ。
ある夜、事態は風雲急を告げる。
不覚をとったと歯ぎしりする
彼を待ち受けていたのは──……貞操の危機!?
暴走するエミリアとキレるミツルギ。最後に笑うのはどっちだ!!
現代、架空の王国が舞台です。
橘 志摩様の『枯れオヤジ愛企画』に参加させて頂きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-24 20:00:00
24951文字
会話率:41%