シェアラはお隣の五歳上のオルハを太らせようといろいろと世話を焼いていた。それは子どもの頃のことだったのでいろいろやらかしていた黒歴史だった。
大人になったシェアラは王都の魔法学校の図書館職員に採用されることになり、オルハは優秀な成績で村
を出て行って会うこともなかったのだが、王都で魔法使いになっていたようだった。でも、実はお母さんから王都の下宿先を探してもらうようにオルハに頼んでいたのだった。
迎えにきてくれたオルハと再会したけれどありえないくらいイケメンになっていて……。イケメンになったオルハに溺愛されてお仕事に行けない。どうしてこうなるの?!
アルファポリスからの改稿版です。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 17:00:00
17035文字
会話率:41%
エヴァ・エステラは王立魔法図書館の司書。
灰がかった長い黒髪に鳶色の瞳、当人に自覚はないがかなりの美女。元来人付き合いが苦手な性分のために恋人などはなし。もちろん未経験。名高い宮廷魔術師の一族の末裔だが、非嫡出子であるために辺境都市に飛ばさ
れ、魔法図書館の管理を任されていた。
ある夜、図書館内において異常な魔力の発生を感じた彼女は、魔力源である古い本を見つける。それを開いた瞬間、彼女は見も知らぬ森の中に飛ばされていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-09 21:00:00
43078文字
会話率:34%