氷魔法の適性が高く、生まれつき身体が冷たかったフィリア。結婚相手がいたが、不器用な性格と低い体温のせいで離婚し、現在は魔術師として日々働いている。
そんなある日、騎士団長ヴァルカンと出会い、その心が溶かされていくのを感じる。
家族とも上手く
いかず、友人もいないフィリアが初めて心を許せたのがヴァルカンで―――
隻眼で顔に傷がある男前騎士団長×氷の魔術令嬢
途中、主人公も怪我を負うシーンがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 14:19:30
9127文字
会話率:26%
身長が低いという理由で魔法騎士になれなかったエミーリアは、それがきっかけで婚約を解消されてしまう。彼女は事務官として働き始めるが、配属先は誰も十日と続かない魔法騎士団長補佐事務官であった。
団長のローランは、身体も大きく顔に傷跡もあり、見た
目も恐ろしい男である。表情の乏しいエミーリアは、そんな彼の側で淡々と仕事をこなす日々。
だが、団長補佐事務官とは、国王直下の諜報部隊『闇』の人選のための部署でもあった。
エミーリアも『闇』の人間として選ばれたが、彼女は「処女ではないこと」の条件を満たしていない。
そのため「処女を捨てるように」と国王から言われ、その相手として選ばれたのが上官でもあるローランであった――
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 21:00:00
141792文字
会話率:41%