韓国のソウル発釜山行きの高速鉄道KTX。釜山に帰る美しい韓女jkが、偶然隣に座った日本人のサラリーマンの罠にハマり、その後の人生を左右する陵辱を受ける。その体験によって韓女jkはその日本人男性に支配されることになるが、偶然の出会いと過ちが少
女の人生を残酷だが愛欲に満ちたものに変えてしまった。その運命の行方を描いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 06:50:24
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会話率:0%
1980年4月、ソウルの春は束の間と終わり韓国は学生民主化運動と労働運動に騒然とする。
1980年5月17日、政権を握った軍部の戒厳司令部が、全土に戒厳令の拡大措置を発動する。
それから1988年のパルパル(88)オリンピックまで韓国は戒厳
令下に置かれることになる。
深夜のソウルの街で、日本人商社マンが若い女性と偶然に出会い、そこから物語は始まる。
高度成長からバブル期へ至る時代、マリン事業を展開する企業と、そこで働く中間管理職。
男と女の愛、会社と個人の鬩ぎあい、人は何かを得る為に、何かを捨てねばならないのか。
男の止めどない愛欲と出世欲、世知辛い資本主義に翻弄されるサラリーマンの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-07 11:44:39
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会話率:31%
男は己の体の出っ張ったところの扱いに戸惑い、女は己の身体の欠けたところを補おうとする。
古より、その行為をまぐわいといい、文明の下では支配、文化が生じて以後愛という形をとる。
その交わりはある意味凸凹の闘いでデコボコとなるが、総じてデコはポ
コを鎮めねばならない。
蟷螂であればまぐわい雌に喰われて死ぬ。だが今男はなんの為に生きて闘い、死んでいくのか。
陣場は会社存続にもがき、盟友小早川は…―山上と吉田は組織を守り技術に生きようとする…。
そして山岡は降ってわいた渦に巻きこまれていく。山上と山岡が乗った船は嵐の紀伊水道へ…。
三者三様の生き様が時としてベクトルを同じくして、あるいは反駁しながら会社再建を目指す。
戦前、戦中、戦後の三人がいかに生き抜いていくのか、荒波へ挑む新造船の命運と共に描いた。
第1部「長崎忍ぶ坂」、第2部「生きる道」につづく第3部「面舵いっぱい」、そして――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 23:34:21
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会話率:39%