田舎の領地から婚約者になる予定の幼馴染とある夜会へ出席した令嬢、リリアリア。
そこで目にしたのは、見目麗しい貴族令嬢と踊る幼馴染。
ああ、そういうこと。
察しのいいリリアリアは一人静かに美しい庭園に降り立ち、ぼんやりと月を見上げ思った。
…
…まじでふざけるなよ、と。
☆Twitterの診断メーカー『あなたの新刊の書き出しったー』で出た、"かほなみりの新刊は『 両想いのつもりでいたのはどうやら私だけだったらしい。 』から始まります。”を実際に短編にしてみました。
設定も何も細かい事は抜きで、何も考えずお読みください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 16:14:05
13437文字
会話率:47%