「お前、あの祠壊したんか!」
ある日、久々に帰省したら地元の祠が壊れていた。別に私が壊したわけじゃない、自然に壊れてしまっただけだ。近所のおじいちゃんにお願いして建て直せば特に問題ないだろう。そんな私の甘い考えを打ち砕いたのは子供の頃お世話
になった憧れの兄さん、縹さんだった。
「あんた、このままだと死ぬよ」
祠の倒壊に居合わせ、かつ処女だったせいで理不尽な神様に嫁認定された私は、どうやらこのままあの世に連れて行かれるとのこと。そんな理不尽な死は避けたい私は縹さんの提案で『三日夜の餅』なる儀式で既婚者を装うことにする。と言っても儀式は簡単、三日間縹さんと夜を過ごすだけ。
しかしどうにも様子がおかしい。あの、これって本当にお祓いなんですよね?一緒にいるだけでいいって聞いたんですけど……まぁキスくらいなら……から始まる、運の悪い女の子が近所の悪いお兄さんにあれよあれよと口説かれ抱かれ孕まされ、ずっぷりガツガツ前後不覚のまま快楽に敗北しちゃう祠エロです。
【男性視点有りのため、やや男性向け表現を含みます】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 16:29:33
18646文字
会話率:55%
僕は人間として出来損ないです。
息苦しくて居場所がなくて不安で言葉が死んでいきます。
雨の中で息絶えられたら幸せなのにと思いながら、
気にかかるのは手放した傘の行方。
今は交流のない幼馴染みの由利くんは傘をどうしたんだろう。
心を虚ろにさ
せて逃げた僕に近所に住むお兄さんが話しかけてきました。
そんな不登校になった僕と由利くんと近所のお兄さんと博人さんの話。
無気力にならざる得ない日常がお兄さんとの出会いでほのぼのふんわりに変わる。
オマケは由利くん視点。
▼倉庫サイト、pixivなどにも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-28 12:00:00
40902文字
会話率:22%