多くの自然に囲まれた森と妖精の国キアシュは、夢の叶う国と言われ、世界でも一番冒険者が多く集まる国である。その理由の一つは、冒険者が旅の共に連れている妖精が数多く生息する国でもあるからだ。
この物語は、そんな妖精に関わっている数多くの人間の中
の一人の、何気ない日常の物語である。
「お前はわたくしだけのものよ、ヴァダ」
...日常というより、
「悪いコね?さあ、跪いてわたくしに許しを請いなさい」
「貴女の思うがままに。お嬢様」
...欲望と独占欲の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-25 03:00:00
570文字
会話率:39%