はじめは──ただの客と男娼だった。
王都の男娼館で、美貌の新人に出会った高位魔法使い。
微笑みひとつ、囁きひとつで心を奪うその少年は、
背中に無数の“キスマーク”を残したまま、艶やかに笑っていた。
「僕、高いけど──大丈夫?」
あの日、選ん
だのは確かに“私”のはずだった。
けれど、気づけば選ばれていたのは──私のほうだった。
✦ 後半ひたすらRシーン
✦ 美形×男娼/高位魔法使い×訳あり少年
✦ 一夜の出会いから始まる愛
✦ 身分差・執着予感
✦ 全3話予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 05:00:00
9491文字
会話率:19%