おまえを守るためなら、毒を飲んで操り人形にだってなってやる。
朔夜と日向は“魂の番”だ。運命の赤い糸で結ばれたアルファとオメガであるふたりは「大人になったら番となり、結婚しよう」と将来を誓い合っていた。
しかし謎の【亡霊】に毒された
朔夜は、次第に意識を乗っ取られてしまう。一方日向も奇病を患い、朔夜と番契約を成立させることは叶わず、妊娠・出産も不可能な身体だと医師から宣告される。
そしてふたりは【亡霊】の策略により、引き離されてしまった。
歳月が経ち、日向の心の傷も癒え、ベータの婚約者と結婚をすることになっていた矢先に、朔夜との再会を果たす。意識だけでなく、身体までも【亡霊】に乗っ取られかけている朔夜は、日向を逃がそうとする。だが、日向は【亡霊】の呪縛から朔夜を解放するために朔夜のもとへ向かう。
忘却の薬・レテを使用し、朔夜を完全に取り込んで日向の拉致監禁を企て、悍ましい悲願を成就しようと目論む【亡霊】。絶体絶命の朔夜。夢の中で過去の記憶を辿る日向。
日向は婚約者のことを忘れ、【亡霊】を愛するように刷り込まれるのか。それとも【亡霊】に打ち克ち、朔夜を救えるのか。
※注意※
いじめ、差別用語、器物損壊、暴力行為、自殺教唆といった過激な描写、暴力描写が多々あります。
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
残酷・暴力描写:*
性描写:※
こちらの作品はNolaノベル、fujossyに重複投稿をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 20:21:50
172619文字
会話率:40%
『オメガなんてガキ製造機のくせに』。以前つきあっていたアルファから罵られた言葉が忘れられず、オメガであることを必死に隠して高級ホテルのバーで働く櫂士。
そんな櫂士にオメガ性を隠すなと言う長永は、ホテルのオーナー2世という身分に安穏とせず仕事
もできる上等なアルファ。バーに度々連れてくる可愛い男オメガとはお揃いの指輪をしている。
嫌味な男とばかり思っていた長永と発情しているところに出くわした櫂士は、衝動のままに体の関係を持ってしまう。一緒にいればいるほど長永に惹かれていく気持ちを櫂士は悶々ともてあますが、次第に抗えなくなる。
ホテルのオーナー御曹司α×専属バーのボーイΩ
ラブコメ/30代×20代/お仕事/誤解・思い込み/男前攻め/ツン受け/一人称受け視点/切ない
この作品はエブリスタその他のサイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-23 11:00:00
38122文字
会話率:34%