メーゼングラム侯爵領の領主の屋敷で働くケビアンには悩みがあった。それは、この屋敷の主であり吸血族の長であるヴェルメス・ローデル・シュナイヴァン侯爵に血を吸ってもらえないことだ。己の生い立ちと数々の不幸な出来事に生きる気力を失ったケビアンは、
せめて誰かのために自分の命を使いたいと血の提供を志願して採用されたのだが、使用人として働き始めて二年目になってもまだ一度も血を吸ってもらえていなかった。
そんなケビアンが侯爵から呼ばれるのはいつも彼の寝所ばかり。逞しい胸に抱き寄せられ幾度も身体を重ねても、やはり血は吸ってもらえない。ケビアンは食事部屋から出てくる他の人間を羨望の眼差しで見つめる毎日を過ごしていた。
はやく血を吸われたい。けれども、侯爵がケビアンの血を吸わないのには理由があるようで……
*美しき吸血族の長(攻)×下層階級出身の使用人(受)の異種間&身分差ラブ*
サブテーマ:ロウソク・吸血鬼・いたずら折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 08:20:27
15918文字
会話率:64%
長い生を生きる吸血鬼が久しぶりに恋をした相手がなぜか俺だった、というお話です。
★★
平凡なサラリーマン主人公(攻)×ちょっと変わった美形吸血鬼(受)
最終更新:2022-02-09 12:11:04
14603文字
会話率:52%
学院に入っても幼馴染みの関係は、変わることなく過ぎていく。
何の変化も訪れず学院生活も残り1年半になった頃、エイリアが精通したことで、幼馴染みの関係が濃厚なモノに変わってしまうーーー
恋愛に鈍感で、幼馴染みに絶大な信頼を寄せる人間のエイリ
ア。
血を吸わないくせに、幼馴染みの精液を欲しがるヴァンパイアと人間の混血のルディ。
学院を卒業するまでに2人が繰り広げるエロ×恋愛物語。
※旧タイトル[ヴァンパイアは僕の愛液に跪く]
※ちょいちょいエロい事をしているので[※マーク]ついてません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 00:00:00
16752文字
会話率:44%
最近、朝から身体がだるい…きっとベッドが原因だろうとエイリアは思っていた。それなのに夜中、現れた男は告げるーーー
「お前の精液を吸わせてくれ」
幼馴染みのルディが、ヴァンパイアなのに血を吸わないのは知っていた。昔からルディのことで知らないこ
とはないと思っていた。
まさか、毎晩部屋に忍び込んで僕の精液を吸ってるなんて!どうりで肌艶がいいはずだっ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 12:00:00
1555文字
会話率:34%
【1行あらすじ】悪魔の弟が催淫かけてお姉ちゃんを美味しくいただきます。
【あらすじ】
実咲には2つ年下の弟、千尋がいる。千尋は祓魔師の母が拾ってきた人と悪魔の混血だった。
人の血を吸わないと魔力も安定させられない、か弱い悪魔の弟。実咲
は千尋に吸血を許すが、彼の唾液には催淫作用があった。
弟に発情しているのがばれないよう、千尋に隠れて性欲を処理する日が続くが、ある時ついに本人に気づかれてしまい……
R指定ありの話は☆付です。本編は12話完結です。
※スケベあり、ファンタジーラブコメです
※設定上厳密には近親相姦ではないです
※番外編は基本的に単発エピソードで、本編より内容も明るい予定です。ざっくりしたストーリーは考えていますが、ストーリー性のないエロ単発も挟みたいので、進行は本編よりかなり遅い予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 19:00:00
48494文字
会話率:64%
「僕は血を吸わない」吸血鬼ノワールの血の提供者として買い上げられた異世界転移者の菅生良子。メイドとしてノワールと関わるうちに吸血鬼とは思えない優しさと、約束の少女に会えない寂しさを知り絆される。ノワールも良子の真摯な言葉と帰れない境遇から良
子のことが気になり唯一になっていく。しかしノワールに思いを寄せる吸血鬼始祖シラーが良子に魔の手を伸ばし始める。シラーの魔の手を塞ぎつつ良子の夢の中の少年とノワールの約束の少女は見つかるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 12:00:00
80763文字
会話率:65%
吸血鬼が血を吸うためには、相手を抱く必要がある。
セックス込みの吸血行為は、ときに理性を失うほどの狂愛になり、相手を壊すまで終われない。
医師の莉緒に出会って溺愛し、挙句傷つけた吸血鬼のレオンは、二度と血を吸わないと決心した。
けれ
ども歴史の裏側で長く人間の自由を守ってきたレオンを、飢え死にさせるわけにもいかない。
困った莉緒の解決策は……
主食は花とトマトと、時々チョコレート。血を吸わないと決めた、吸血鬼の王子『レオン・ハート』
落ちこぼれ寸前、駆けだし医師『佐藤 莉緒』
不器用な二人の、嵐のような恋が、今、はじまる……
★冒頭からエロシーンあり、その後も予告なく刺激的なシーンが入りますが、基本ストーリー重視です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-24 22:09:58
8939文字
会話率:18%
ヴァンパイアの住んでいる洋館にやってきたのは一人の苦学生。
ヴァンパイアは餌が来たと喜んでいたが、彼に『一目惚れ』してしまう。
そして、血を吸わないことを決めたのだった。
――しかし、血を吸わないと性的欲求が抑えきれない。
我慢の限界が来
て、ヴァンパイアは苦学生を性的に襲ってしまう。
二人は告白し合い、恋人同士になる。二人で大学に行ったり、遊園地に言ったり、お祭りに行ったり、デートを重ねる。そのたびにヴァンパイアは性的欲求を抑えきれず襲ってしまう。
しだいに苦学生もヴァンパイアの魅力に取り付かれていくのだった……。
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できあがっているところまでは、毎日投稿したいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-10 10:00:00
27462文字
会話率:44%
残酷な吸血族の伯爵、ロイは、元人間だった。目の前で母親を吸血族により殺された彼は、一族の中でもずば抜けた戦闘力を持ちながら、決して人間からは血を吸わないという異端児。
そんなロイが飢餓の極致で目の前にしたのは、吸血族と人間のハーフ、レティシ
アだった。
人の味の血を持ち、人のように脆く弱いが、回復力だけは強靭な吸血族と同等という性質を持つレティシアは、公爵に飼われ、「食料」として生かされる存在。レティシアは公爵からロイへと「生餌」として貸し出されてしまう。
氷のように閉ざされていたロイの心は、健気に身を差し出すレティシアと肌を重ね、吸血を繰り返すうち、春の雪のように徐々に溶け出していく。
※吸血族の価値観が独特です。R18シーンは初期からありますが、快楽に塗れる吸血シーンには百合的、またはモブ姦が入ります。流血表現を含む残酷描写もありますので、自衛の上、自己責任でご覧ください。
※ヒーロー、ヒロインカップルは純愛です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-14 22:34:21
9648文字
会話率:39%
下半身が涼しいという感覚で起きた「私」が見たのは、私のお股に顔を埋めている男の姿。彼は自分は吸血鬼だという。そういえば私、生理中(月経)だった…首筋から血を吸わない吸血鬼の話。
最終更新:2011-07-26 00:02:25
3251文字
会話率:24%