若手薬師であるカレンは、道端で突然魔族に呪いをかけられた。
その呪いが「自分じゃイけない発情の呪い」だったからさあ大変。
自分じゃどうにもできずに初恋の神官、ユージーンに助けを求めに行くと「おそらく私が原因です」と言われてしまう。
祓魔を生
業にしているユージーンは先日討伐した魔族に「親しい異性に発情する呪い」をかけると捨て台詞を吐かれていた。
処女なのに他者が介在しないと性欲を発散できず、説破詰まったカレンは、血迷ったお願いをする。
「手だけでも貸してくださいませんか!?」
「良いでしょう」
承諾されて狼狽えるカレンに、彼は言う。
「これは、贖罪です。――ただ、女性への手淫の方法を知りませんので、あなたが指示をしてくださいますか」
こうして、初恋相手の手で性欲を発散してもらう羞恥で死にたくなるような日々が始まってしまった薬師ちゃん(処女)と、ド真面目神官(性知識ゼロ)の、誰にもバレてはいけない甘い贖罪関係がはじまった。
この恋だけは隠し通すから、今だけは、好きといって良いですか。
※超不定期更新です。
※最後まで致しきりませんが、性描写ありの話には※マークをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 18:00:00
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