BARミルキィウェイを営むユーリィ・ヘンゼルは故郷を離れた友人知己を思っては、変わらない自身の日常を憂う毎日。そこへ、古い友人が隣国シークレストから舞い戻り姿を現した。
「会って欲しい人がいる」その言葉に胸騒ぎを覚えつつ、笑って流すユーリィ
だったが――。
常冬の国ヘリオトロオプで少数民族紅眼《ロゼリア》を巡る物語第四弾!
「花は甘く匂い立つ」で活躍したユーリィの青年期はどうなって行くのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 20:50:55
20505文字
会話率:35%