カルムは七つの頃に受けた魔力鑑定で「勇者」として判定を受ける。家族との満足な別れもないまま王宮へと連れて行かれるがそこでの日々は辛いものだった。カルムにとっての勇者の判定はとても慶事などとは言えなくて――
最終更新:2023-12-06 00:56:47
5133文字
会話率:20%
ごくごく普通の会社員であるわたしが疲れ切って帰宅したある日。玄関の前に立っていたのは、数か月前まで姉の夫だった人だった。
※以前載せていたものを修正しての再掲載です。
※不定期更新ですが、修正分のストックがある時は午前六時に予約投稿して
おきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-02 06:00:00
55324文字
会話率:37%
残業のお礼に牛丼を奢ってもらった翌日、壊れた家電を一緒に買いに行くだけのはずだったのに。流されて一線を越えてしまい、なし崩しに一緒に過ごしてるけど、佐藤は遊びなの? それとも本気なの?
元気なOL広瀬ちゃんと飄々としてつかみどころのない同期
の営業佐藤くんの話。
※短篇「神様はきまぐれ」の続きの話です。読んでいないと話がつながらないため、「神様はきまぐれ」を第1話に転載しています。
※R18は予告なく入ります。
※アルファポリス、エブリスタでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-09 20:00:00
34567文字
会話率:55%
禍福は糾える縄の如しとはよくいったものだ。
両親に死に目にあったとおもえば素敵なおねえさんから抱えきれないほどのお金と不思議な力をもらった。
カタギじゃないひとに目をつけられたと思ったら幼馴染が僕のお世話をするようになった。
僕は幼馴染を救
えただけで満足だった。そこからなにも発展しなくても、相応の見返りがなくても。
けど、貰ったチカラが、そうはさせてくれなかった折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2017-04-18 01:00:00
6046文字
会話率:34%