私には記憶がない時期が存在する。
しかし記憶喪失とかではない。親のこともちゃんと分かっていたし、当時一緒に住んでいた祖父母のことも覚えている。
その時期に私が何をしていたのか、その記憶だけがすっぽり抜け落ちているようだった。
美織は親
を亡くし天涯孤独の身。彼女は職場を転々としながら趣味である神社巡りをしていた。新しく向かった神社には、人間離れをしたとてつもなく美しい瞳を持った青年が立っていた。
ーーそして彼女は記憶が途切れた。
ずっと好きだった主人公をでろでろに甘く囲う神様のお話です。
ほんの少しですが残酷な描写があるかもしれません。
無理矢理始まりますが最後は結ばれます。
神様設定ですが口調は神様っぽくないです。
片手で収まるくらいで完結予定です。
R18にはタイトルに*がついています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 00:32:06
3699文字
会話率:31%
信仰が失われつつある現代日本。
霊能者として目覚めた限界OL・若岸由莉は、赤い毛並みを持つ6本脚の神馬・ゴーシェに導かれ、神々の無茶ぶりに翻弄されながら日々奔走する。
強く美しく、そしてあまりにも人間臭い一癖も二癖もある神々と出会い、泣き
、笑い、時に喧嘩をしながらも心を通わせていく。
神と本気で愛し合った人間の、実話を元にした軌跡の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 10:00:00
4279文字
会話率:8%