未来の世界。地球上に国境はなくなり、国という概念は歴史で習う過去の史実となっていた。一つの政府が管理統制する世界。世界政府にとって、外交の相手は、地球人はなくなっていた。社会保障制度(社会保険・公的扶助・社会福祉・公衆衛生)は崩壊、廃止され
た。
人間として、まともな生活が送れるかどうかは、各人の能力と運次第。
損害賠償、借金など、金銭を相手に支払わなければならないのに払えなくなった時、人は人間としての権利をはく奪される。
また、親が支払えない借金など、自動的に子どもが引き継ぐこととなり、幼くして借財を背負う子どももいる。
親の残した借金は子供が返さなければならない。返すための公的な制度がドール制度である。
ドールとなるものは一定の調教を受け、人権を一時停止されてドールとなる。20歳になるその日まで。
12歳の少年タクは、10歳の時にプレドール養育施設に連れてこられた。そして12歳。ドール養成施設に移されたタクには本格的な調教の日々が待っていた。
そして、ドールとして、その体と心を、性暴力と拷問に捧げる日々、その先に、タクは人間として、再度、太陽の光の下に戻れるのか?
タクが、ドールとして加工され、性的なあるいは拷問のような暴力に身を捧げ、借金を返済しながらも、出会う調教師や、ドール仲間、お客様との日々とつづった成長記(?)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 23:13:44
384318文字
会話率:23%
時代は福祉。舞台は日本。成人男性が女性を幼児から生活支援していく物語。VR技術で脳内に不確実性の教鞭を振るわれ健全育成生命維持装置で体だけが健やかになって頭の思考(フギン)をやられてしまった幼女は、
人工知能で精製され培養液の中に浸されて雇
人を待っていた。そこへ、
ヒロインを担当に持つ決意をした男が一名。彼の職務は、
上記の通りだった。果たしてその男は、
幼女の命を預かりながら報酬を貰い続けることができるのか!
社会とは何か、福祉とは何か、一人の女性の命の重さを知ることの大切さがわかるはず!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-10 21:00:00
756文字
会話率:0%