「愛されているのは十分に知っている。だから貴方がこの約束を守り続ける限り、わたくしは貴方に愛されることを受け入れましょう」
かつては一度, 神の花嫁になりながら, けれども決して神を愛することのない紅鬼.
そんな彼女が可愛くて仕方がない
, というかほぼ彼女にしか興味のない火を司る神.
神秘の色濃く残る世界で繰り広げられる, 鬼と神の歪な恋の約束.
*本当は全年齢に投稿しようと思ったのですが,
がっつり性描写を入れてしまったのでこちらに参りました.
*主人公はめっちゃ面倒臭い性格です.
*お相手もめっちゃ面倒臭いです.
*凌辱まがい(同意なし)の描写があります.
*私にとってはハッピーエンドなのですが, 意見分かれそうな結末です.
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 22:36:39
174838文字
会話率:45%
ひぐらしの鳴き声も落ち着いてきた夕暮れ時、古びたスーパーの前に2人の人間が立って話をしていた。
じゃーんけん、と20代前後の青年達には少々不似合いな声が上がる。
ひとつの声は中肉中背で眼鏡を掛けたやや堅い雰囲気のの男。相田冬斗。
もうひとつ
の声はやや長身で髪を茶色に染めた朗らかな雰囲気の男。秋月夕緋。
ぽん!と同時にふたつの拳が出されて、負けた方が荷物を持つ。
スーパーから徒歩13分の彼らのアパートへ帰っていく、ただひたすらにほのぼのとした関係のふたりのお話。
※超平和的BLです。ただひたすらにほのぼのとしています。
※指定シーンは作者の気分次第です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-17 19:00:00
3329文字
会話率:56%