天才魔術師であるルーナリアは、ある日、魔術大使として隣国へ向かうこととなる。しかし魔術に没頭し続けてきた彼女には、いわゆる常識というものが欠けていた。
例えば、隣国の文化について。
あいさつ代わりに濃厚なキスをするだなんて、聞いたこともな
い!
そんなルーナリアを見兼ねてか、魔術の共同研究をする騎士様が異文化について教えてくれることになったのだが、やっぱりどこか過激な内容のものばかりで....?
「き、騎士様!本当にこれがこの国の文化なのですか!?」
「ええ。そうですよ。....はあ、可愛い。」
「んん!?」
ルーナリアは今日も、体で異文化を教えこまれるのだった。
___これは、魔術以外はだめだめな美女天才魔術師と、そんな彼女が可愛くて仕方ない策士な騎士様のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 14:25:16
6949文字
会話率:42%