11時58分42秒。今宵もまた、私の意識は闇に包まれる。自室にいたはずなのに、気づけばそこは見知らぬ異国。行先は毎回同じ、高い時計塔。そして時計塔の上はいつも満月が私を見下ろす。時が止まった不思議な世界で、私は今日も時計塔内部を探索する。忘
れている何かを見つける為に……。午前0時までの強制トリップ。その場で出会った人物は、私に残酷な現実を突きつけた。『お前の罪はお前が贖え』と。◆桜朱理様主催の『連想企画』遅刻参加作品です。キーワードは、『月』と『時計』です。◆(続編はほぼコメディ。本編のシリアス要素はありません。)◆自サイト、アルファポリスでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-13 16:40:09
35811文字
会話率:32%
俺、日下部相馬(くさかべそうま)は目が覚めたら草木が生い茂る森の中の崩れた神殿で寝ていた。
「魔術なにそれ⁈俺ガチガチの理系畑何だけど⁇あれ、でも魔術って実際は化学反応の応用編じゃない⁇」
最近、若い子にはついていけないと感じ始めた三十路男
(童顔)が異世界?で頑張るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-09 00:00:00
1946文字
会話率:3%