個人タクシー運転手の俺、尾田藤太には誰にも言えない秘密があった。それはとても、憧れても足を踏み入れてはいけない世界。だが、タクシーの現実世界に疲れた乗客は、運転手の俺に強請るのだ。
『何か、面白い話しはあるかい?』と。
折角の乗客に、俺も当
たり障りない言葉を探すと、話す前に必ず聞かなきゃいけない言葉もあった。
「お客さんは。《17丁目》はご存知ですか?」
それは都市伝説でもある。北海道のどこかにある赤レンガのトンネルの先を超えると。そこは異人達が住んでいる《17丁目》がある。夢か、現か。俺が語る物語を信じるか、信じないかは。
聞き手次第ってことで。
俺が語るのはタクシー業界に就職して間もない、18歳当時に自身の身に起こった、人生最大の事件、事故、未来に繋がる永遠の物語。そして、紡がれていく世界を語り出す。【重複投稿先:カクヨム】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-19 00:00:00
64999文字
会話率:50%
香坂まどか19歳、大学2年。
通称「最も影響を受けやすい世界」で、「トラブル吸引機」って呼ばれてます。
いつもどこかの世界で異世界召喚をするとうちの世界の人も一緒に巻き込まれちゃう。
よって、基礎教育は、便利ツールこと「全世界共通自動翻訳機
」と「召喚魔術の基礎と応用」に徹底。
大学卒業までに帰らないと、留年がかかってるから大変。
レポート提出間に合うかしら!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-27 02:01:10
2529文字
会話率:8%