その才能から、齢15と年若くして軍の准将となったハインリヒ・フュルスト・フォン・ミュラー。彼の補佐として選ばれたのは、10歳年上の女性下士官クラウディア。半年の期限を経て、彼の補佐を終えることになった日のこと。最後の任務が終わり、海峡を飛
行船で渡っている際に、普段は氷のように冷徹なハインリヒが「クラウディア、お前の異動は認めない」と激高し――?
※4/7アルファポリス様にも投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 19:23:49
3819文字
会話率:29%
地方豪族ジャルディード家の息女として自由奔放に育ったファラに、大貴族アルマース家から縁談が持ち込まれた。相手は彼女が毛嫌いする嫡男ザイド。簡単に断れないよう画策までするかの家の狙いはジャルディードのもつ軍馬育成の技術だった。どう断るか頭を悩
ませるジャルディードの長達に、ファラの従兄ラシードからある提案が持ち掛けられる。
この作品はアルファポリスにも掲載しています。
2/2 ラシード視点開始。それに伴いタグを追加しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 00:00:00
78775文字
会話率:45%