奥谷河鹿(おくたにかじか)、19歳。山奥にある温泉で育った彼は、ただ一人の家族だった母を亡くし、残された五匹の猫を養うため、なんとか自立しようとしていた。
旅館などでのフルタイム労働は体力不足でギブアップ。旅館の息子で幼馴染の健也と相談して
、新しい仕事を始めることに。
表向き旅館でのリラックスマッサージ、実は部屋付き露天風呂で男性客の背中を流してさしあげる、という『特別サービス』のバイト。
だが、お客を紹介してくれる健也が、なにやら怪しい。それに実を言うと河鹿にも心に秘めた秘密がある……?
楽しい癒し系にしたいと思っています。ファンタジー要素は後半に出てくる予定です。どうぞよろしくお願いします!
☆主人公の仕事上、不特定な相手とのシーンがあります。ご注意ください♪
☆この小説は紫藤ゆうの小説ブログでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-26 17:30:55
115896文字
会話率:24%