朗は中学時代、酷い大層酷い目に逢わされていた「やつ」の事を世界が後9分しか持たないと薄ぼんやりとした意識の中で分かってから、生殺与奪の権利を手にした現在、優越感を持って、「助けた」。なぜか?
この小説を読んで、頂けたら、そういう気持ちが分
かるかもしれません。
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最終更新:2020-06-28 22:37:12
1557文字
会話率:0%
レーヴェ・メルシエにとって、故ブランシュ伯爵の令嬢ネージュは、利用価値を失った高価な人形だった。魔力欠乏症の彼女は、常に高価な魔力の結晶を飲み続けるか、強い魔力の持ち主の体液を摂取しない限り生きることができない。ブランシュ伯爵亡き今、ネージ
ュが彼に与えられるものはなにもない。それなのに、手放せないでいる。野心のために少女を利用しようとしていた男と、そんな男に調教され、快楽によって縛られた美しき令嬢の物語。
◆快楽落ちするまでの話ではなく、快楽落ちした後の話なので、痛いとか無理やりというよりは、逃げようなどという気持ちが起きないように、どろどろに甘やかして、溶かしていく話。ちょっとだけミステリー要素有。◆不定期更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 22:48:34
43703文字
会話率:23%