アルファばかりの家に生まれたオメガの光波(みなみ)はある日、占いを家業として英華を極める“雅楽代(うたしろ)”という名家へ出向く事となった。
子供が出来にくい雅楽代家には代々、他所から相性の良さそうな相手を招き子供をつくらせるという仕来
りがあった。
光波は今回、その雅楽代家の末裔であるアルファの煌士(こうじ)の相手役に選ばれたのだった。
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◆幻冬舎さんのリンクス新人大賞に応募し、努力賞に選んで頂きました。(リンクス編集部さんには、小説投稿サイトへの掲載許可を頂いております)
◆性描写のある話には(★)マークを付けておりますので、苦手な方はご注意ください。
◆エブリスタ、Pixivにも掲載しております(内容は同じです)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 21:00:00
51258文字
会話率:27%
しがない選民意識は棄てるべきである。今を生きる為に切磋琢磨する事が時代の断片。そもそも大した使命など帯びてはいないのだが。楽しんだだけ時代は考えるはずだ。
続く
最終更新:2019-02-26 22:39:03
14294文字
会話率:30%