ラーズヘルム王国の王弟リューウェイクは親兄弟から放任され、自らの力で第三騎士団の副団長まで上り詰めた。
王家や城の中枢から軽んじられながらも、騎士や国の民と信頼を築きながら日々を過ごしている。
国王は在位11年目を迎える前に、自身の治世が
加護者である女神に護られていると安心を得るため、古くから伝承のある聖女を求め、異世界からの召喚を決行した。
異世界人の召喚をずっと反対していたリューウェイクは遠征に出たあと伝令が届き、慌てて帰還するが時すでに遅く召喚が終わっていた。
召喚陣の上に現れたのは男女――兄妹2人だった。
皆、女性を聖女と崇め男性を蔑ろに扱うが、リューウェイクは女神が二人を選んだことに意味があると、聖者である雪兎を手厚く歓迎する。
威風堂々とした雪兎は為政者の風格があるものの、根っこの部分は好奇心旺盛で世話焼きでもあり、不遇なリューウェイクを気にかけいたわってくれる。
なぜ今回の召喚されし者が二人だったのか、その理由を知ったリューウェイクは苦悩の選択をする。
召喚されたスパダリ×生真面目な不憫男前
全38話
こちらは個人サイト、その他にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 00:00:00
142043文字
会話率:33%
魔王国の第3王子サフィは此度人間の王国より嫁をもらうことになった。しかし顔合わせの際に思った。いや、明らかに嫁なの俺の方だよな。嫁改め夫をもらったサフィが人間の王国の第3王子・ジークから溺愛の限りを尽くされるのだが、次から次へとテンプレな
厄介ごとが舞い込むお話。
※魔族は男性妊娠可能ですが、本編内での出産シーンはありません
※第3王子サフィ(受)×ジーク(攻)中心です
※第2王子ヴァン(攻)×ガチムチ騎士(受)も出てきます
※そんなに長くならない予定
※2話からイチャイチャする予定なので特に印はつけない予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 02:17:11
44837文字
会話率:50%