爬虫類を愛してやまないエマは、異世界に転生し、冒険者として地味に暮らしていた。
そんなある日、目の前に現れたのは――理想が詰まりすぎていて、思わず拝みたくなる存在。立派な鱗、美しい尾、堂々たる骨格のリザードマン、マルク。
「理想が現実に…
…美しすぎる……」
鱗を見て幸せ、尾を見て尊死、顔を見て感謝。恋愛感情とは少し違っていたけれど、“存在そのもの”に強く惹かれていた。
だがそれは、エマの一方的な思いだった。
人に恐れられてきたマルクにとって、まっすぐに好意を向けてくるエマは、あたたかな光のような存在だったのだ。
そしてある日、彼は告げる。
「エマ。我は、そなたを番としたい」
驚いたけれど、大好きな存在にそう言われて、断る理由なんてなかった。
「は、はいっ! わ、私でよろしければ……喜んでお受けいたしますっっ!!」
――こうして始まった、ちょっと変わったふたりの暮らし。
少しずつ距離を縮めながら、あたたかで幸せな家族になっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 21:11:57
22255文字
会話率:27%
ある日、少女は喧嘩して怪我を負った白い蛇とであった。そして
その出会いから少女の運命は大きく動き出す…。
(♀爬虫類好き×蛇神様♂)
蛇神様が初恋の少女を手に入れるまでのお話。
※蛇が苦手な方、人外ラブが苦手な方は今すぐお逃げください。
露骨な性描写が出る予定です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-27 00:00:00
17643文字
会話率:26%