専門学校生・二十歳のサラは夏も終わろうかという頃、ひとり思い悩んでいた。急に実家からの仕送りに頼れなくなり、生活費と学費を自ら稼ぎ出さなければならないのだ。学校での学びも疎かにしたくないサラは、短時間で高収入が可能なバイトを模索。だが旨い
話がそうそうあるはずもなく、金銭面で目につくのは性風俗関連の求人ばかり。恋愛経験もなく処女であるサラには、あり得ない選択肢だった。
バイト探しに途方に暮れかけた時に行き着いたのは、妖し気な雰囲気のとあるウェブサイト。『必要とするのは貴女の眼差しだけです』という文言に興味を惹かれ、サラがすることになった『傍観者(Onlooker)』とは一体どの様な仕事なのか?
〈登場人物〉
白隅サラ……恋愛経験ゼロの専門学校生
紅谷零子……【Onlookers】の美女社長
黒木俊太……送迎係兼ボディーガード
紺野 涼……イケメン舞台演出家
咲花 ……自称・S宿No.1キャバ嬢折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 00:00:00
258333文字
会話率:45%
第二章
輸入品を扱う商社に勤める岡田森(おかだ。しん)は、ある日、刑事の訪問を受ける。父親が違う弟、樹(いつき)について何か知らないか、と訊ねられたのだ。が、そのときまで、森は樹の存在すら知りもしない。自分の母親でもある瑞枝が既に死んでい
たことも……。樹は勤めていた会社の金を横領し、姿を消した、と土屋刑事は森に告げる。会社に遺書が郵送され、その中で樹の自殺が仄めかされていると言う。が、未だ、遺体の発見には至っていない。森にとっては、まるで別世界の物語だ。そんな折、土屋刑事の捜査線上に、ある意外な人物が浮かび上がり……。
憧れの牧村俊からデートに誘われた桜だったが、その席には若い女も同席し……。
第一章
藤本桜は脚本家(シナリオライター)だ。種々のテレビドラマを執筆する。今回、彼女が担当したドラマは恋愛モノ。正確に言えばラブコメだ。が、主人公(大学二年の男子と高校二年の女子)は出遭わない。毎回、擦れ違いを繰り返す。
そんなドラマを描く桜自身はテレビ局のドラマ演出家、牧村俊に恋している。が、その想いは遠い。代わりに、大学時代の友人が急接近。更にドラマ『出会わなくても良いですか?』の主演男優(体育会系イケメン)も接近し……。
全五章予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 10:05:35
53078文字
会話率:60%
「佐伯先輩、昨日の夕方、素っ裸で歩いているところを見ましたよ」
劇作家・演出家兼美術教師の倉科恭子とそのアシスタント福原博美の企みにより学校中を素っ裸で引き回された翌日、佐伯亨(とおる)は深澤と名乗る下級生から美術部のヌードデッサンでモデ
ルになることを依頼される。断るつもりでやってきた教室には深澤はおらず、鈴木と名乗る別の少女が待っていた。そして、なんと彼女は昨日の亨の痴態を目撃していたというのだ。弱みを握られてしまった亨は進退窮まり、鈴木の見ている前で素っ裸になるしかなくなってしまう。彼女の要求はそれだけではなかった。デッサンでは勃起したペニスを描くことになっているのだと言われ、亨は彼女にメジャーでペニスのサイズを測られながら、ペニスを自分で扱いて勃起させなければならないのだった。しかも、彼は、バスローブもサンダルもなくその恥ずかしい格好のままで別棟にある美術教室まで歩いていく羽目になる・・・。
美術教室ではペニスを勃起させた恥ずかしい姿をさんざん観察された亨だったが、彼の羞恥体験は一度のヌードデッサンでは終わらなかった。素っ裸で教室に戻ったところを別の生徒に見つかってしまい、全裸での映画出演を約束させられる。ニ回目のデッサンでは素っ裸で朝礼台に立つことを要求され、大勢の女子生徒に目撃されてしまう。生物部の合宿先では、後輩の乳首を見てしまった罰として往来で素っ裸にされ、河原の露天風呂では子どもたちに服とタオルを奪われて、服を着た大勢の人々の前を素っ裸で走り回る羽目になる。
亨のペニスは、またもや大勢の女性たちの目に晒され、握られ、弄ばれ、寸止めされ、そしてお仕置きを受ける。そんな露出ゲームの果てに、やがてそれらをつなぐひとつの事実が明らかになっていくのだった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 19:16:23
117782文字
会話率:70%
「着ているものをぜんぶ脱いでください」
さっき会ったばかりの下級生の少女の指示は明確で、容赦がなかった。
演劇志望の高校三年生、佐伯亨(とおる)の通う高校に、新進の劇作家・演出家の倉科恭子が美術教師として赴任してきた。さっそく恭子の元を
訪ね、彼女が主催する劇団への入団希望を申し入れる亨だったが、残念なことに劇団はこれまで女子にしか入団を認めていなかった。しかし、亨とある秘密を共有していることに気づいた恭子は、彼を劇団の初めての男子部員として迎え入れるためにあるシナリオを思いつく。そして、劇団員になるためにどんな役回りでもチャレンジすることを亨に約束させるのだった・・・。
何週間かたったある土曜日、亨は恭子からの手紙を受け取る。そこには、劇団員を集めて新作のオリエンテーションをやるから、放課後指定された教室に来るように、と書かれていた。指定された教室には福原と名乗る下級生が待っており、亨はそこでいきなり素っ裸になるように言われる。それが倉科先生からの指示だと言われ、渋々彼女の目の前で素っ裸になった亨は、さらに驚愕の事実を告げられる。なんと倉科先生の新作で亨は主演に抜擢されるのだが、それは全編を素っ裸で演じる役だと言うのだ。しかも、これから体育館で行われるオリエンテーションにもその格好で参加しなければならないのだと・・・。これが唯一の舞台衣装だからと手錠を後ろ手に嵌められた亨は、図らずも勃起してしまった股間を晒したままの恥ずかしい格好で教室の外へ連れ出される。
土曜日とは言え、校内には登校している生徒たちがそれなりにいた。バスローブもサンダルもなく、素っ裸で廊下を歩かされる亨の姿は、何人もの女子生徒に目撃されてしまう。その中には部活の後輩たちも、クラスメートもいた。勃起した局部を露出させた亨を見て、ある者は悲鳴を上げ、ある者は勃起を凝視し、ある者はあからさまに侮蔑の視線を投げた。それだけではない。後輩たちやクラスメートには勃起を握られ、面白半分に扱かれたあげく、あやうく射精させられそうになるのだった。
どうにか体育館にたどり着いた後も、さまざまな羞恥の試練が享に襲いかかる。果たして彼は、倉科先生の期待に応え、無事劇団員になることができるのだろうか・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 23:00:00
75284文字
会話率:64%
凄腕の魔術士で巨乳の美少女が快楽を味わうため、男たちの淫欲を前にわざと犯されるお話。
最終更新:2022-06-19 00:00:00
1028308文字
会話率:41%
絶対に、認めさせてやる。
幼い頃に観た、初めての舞台。英はその時から演劇とその当時主演だった月成に夢中になった。その後、なぜか月成は突然俳優を辞め、脚本演出家になる。
あれから十年、月成を追いかけて養成所を卒業した英は若手俳優の登竜門、月
成脚本の主役に選ばれて大喜び。しかし、そう簡単には月成作品の主役は務まるはずがなかった。
この作品は、アルファポリス、fujossy、エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 18:00:00
76018文字
会話率:42%
大物舞台演出家の蛭川幸雄。彼のパワハラ、セクハラまがいの演技指導は業界でも有名であった。一人、また一人と、美しい女性たちが「指導」の名のもとに課される強制羞恥の餌食となっていく。
最終更新:2022-02-12 21:46:17
14895文字
会話率:67%
大学文学部三年生の私は、指導教官であり不倫相手でもある三矢教授の縁で商業演劇の現場に脚本家として参加することになった。そして、そこで演出家の砂藤と知り合うことになる。
これは私と演出家の砂藤が参加した演劇の創作風景。
最終更新:2022-02-08 14:19:22
26261文字
会話率:36%
僕らは二泊三日の予定で台湾に来ている。劇団初の海外公演のためだ……とはいっても、来ているのは、演出家の僕、衣装スタイリスト兼女優の令子さん、映像担当の津田くんの三人だけ。
最終更新:2022-02-02 14:33:15
7819文字
会話率:25%
劇団主宰者で演出家の僕は新作公演『洞窟にて』の稽古をしている。
これは僕と俳優の笹岡、笹岡が連れてきた大学の後輩町子の三人で演劇を創作している風景。
最終更新:2022-01-30 00:49:13
56093文字
会話率:49%
福岡にあるアニメーションスタジオ「TOWER studio」に所属するアニメーター・明日葉亨と、演出家・若瀬楓が、一緒にアニメを作りながら仲良しになっていきます。
※アニメ業界創作BLです。
※性的な描写がある場合はサブタイ前に◆がつきま
す。
※カップリングはめんどくさい原画マン×監督と、脇カプで美術監督×新人原画マンです。
※アニメ制作会社の中でもすごく幸せハッピッピな会社って設定です。
※フィクションなので現実世界とは色々違うと思います。
※Pixivにも同じ内容をうpしています
※竹原のtwitter【https://twitter.com/takehara_643】にて、サバヲさん【https://twitter.com/Savawo_o】に描いて頂いたイラストなどをうpしたり、キャラ紹介をしたりなんだりかんだりしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-09 21:09:11
101007文字
会話率:60%
彼女は今日も旅を続けている。旅先で残虐非道な殺人を繰り返して、世界中から追われながら。そう、彼女は空前絶後の殺人鬼だった。
ある時は平穏と隣り合わせのマンションの一室で斬殺劇を。ある時は地方の山中の別荘で拷問劇を。彼女の行く先では悲劇が
繰り返された。何の意味があって殺人を続けるのか、そのことは彼女自身も分かっていない。ただ何かを求めるように彼女は殺人を続けていった。
ある時、彼女はふらりと奥多摩にあるダムに立ち寄った。そこでダム建造中に殉職した英霊たちの石碑を目にする。八十七人の意味ある死者の名前が刻まれていた。立ち込める霧の中、彼女は自分の殺人の意味を自問自答した。答えは分らなかった。
またある時、彼女は歌舞伎町の酒場で奇妙な青年に出会った。彼は悲劇の演出家気取りのキチガイだったが、不思議と殺人鬼とは気が合った。一夜の遊戯の合間、彼女は青年に殺人鬼を衝き動かす動機を訊いた。
「終わりが見たいんじゃないかな、ひとつの壮大な物語の」青年は殺人鬼の破滅的な行動をそう評した。彼女が覗き込んだ青年の瞳の黒は遠くの終わりを見つめていた。
殺人鬼としての生活が一年を過ぎた頃、殺人鬼は捕まった。警察にではなく、彼女に私怨を抱いた男の手によって。殺人鬼は左手を失いながら、男のもとから逃げ出した。そして行き着いたのは奥多摩のダムだった。彼女は相変わらず霧に満ちているその場所に自分の終点を見た。
自分は何処から来て、何処に行くのか。彼女は霧の中で自問自答する。そして、答えが出ないまま、彼女は警察に取り囲まれるのだった。彼女は最後に問いかける。望む答えが返ってこないことを知りながら、問いかける。
「私の名前はなんでしょう?」
※エブリスタ、アルファポリスにて転載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-23 11:52:41
83577文字
会話率:25%