冷酷無慈悲な戦争狂α×虐げられてきたΩ令息
ユリアン・マルトリッツ(18)は男爵の父に命じられ、国で最も恐れられる冷酷無慈悲な軍人、ロドリック・エデル公爵(27)と結婚することになる。若く偉大な軍人のロドリック公爵にこれまで貴族たちが結
婚を申し入れなかったのは、彼に関する噂にあった。ロドリックの顔は醜悪で性癖も異常、逆らえばすぐに殺されてしまう…。
そんなロドリックが結婚を申し入れたのがユリアン・マルトリッツだった。
しかしユリアンもまた、魔性の遊び人として名高い。
それは弟のアルノーの影響で、よなよな男達を誑かす弟の汚名を着せられた兄のユリアンは、父の命令により着の身着のままで公爵邸にやってくる。
そこでロドリックに突きつけられたのは、《契約結婚》の条件だった。
一、契約期間は二年。
二、互いの生活には干渉しない——……
『俺たちの間に愛は必要ない』
ロドリックの冷たい言葉にも、ユリアンは歓喜せざるを得なかった。
なぜなら結婚の条件は、ユリアンの夢を叶えるものだったからだ。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 22:56:06
182316文字
会話率:41%
「私の婚約者となってほしい」と傲岸不遜な奴は言った。自分に言い寄ってくる男女を袖にするために君は都合がいいって。
気がついたら水の中に落っこちていた俺、沢木空哉18歳。そこは見知らぬ世界、見知らぬ人々。他に頼る人もいない世界で路頭に迷う事態
を回避すべく、婚約者の役を引き受けたのだったが、こんなことになるなんて思いもしなかった。
異世界トリップした主人公が国主の館で暮らし、ほだされていくお話。溺愛攻め×鈍感受け。R18には※付きます。
ありがちなお話かと思いますが、作者の好きな要素を満載にしたらこうなりました。お楽しみいただけましたら幸いです。
※本編完結済。番外編更新中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-11 08:11:03
268310文字
会話率:36%