加賀直樹は、タイのスラムをスリを追って駆けた。走って走って、いつしか辺りはトタン屋根のスラム街から、石壁の町へと変貌していることに気付く。
迷い込んだのは、戦後の荒廃した見知らぬ国。黒い鎧を纏う騎士に連れられ訪れたの先で見たのは昏い街、淀む
人々。
ーーー何の力も持たない自分にできることがあるだろうか?郷愁に駆られながらも、ナオキは居場所を見つけていくが…。
簡単にいえば、S気味な騎士に手篭めにされそうになるのを平凡な主人公が逃げつつ国を立て直す話。
※予告なく性的描写が入ります。
2017/01/15,完結しました。
2017/03,続編を執筆中です。
【二章】エカテリアーナで暮らし始めてから半年、ナオキはボランティアをしながらライアンと穏やかに暮らしていた。けれど先の戦の相手国であるクララから和平交渉のために使者が訪れたことから、ナオキの周辺は混乱し始める…。
不定期(過ぎる)連載中です。
全くバックアップを取っていないので、pixivにバックアップ目的で上げることにしました。改編はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-17 12:45:41
171182文字
会話率:38%