大きな仕事が終わった後の朝、洗面台の鏡の前で一生懸命アピールする娘を無下にできなかった……お父さんのお話。
このお話は全てフィクションです。
*Pixivに投稿済み
最終更新:2025-03-22 18:00:00
4508文字
会話率:44%
冬の朝はいつも忙しい。二十三歳になったわたしは、法学部を卒業してコンサルティングファームに就職して一年目。それにしても、こんなにも忙しい朝ってある? 寝起きのぼんやりした頭で洗面台に向かう。歯を磨きながら化粧水と乳液を顔になじませ、髪をと
かして寝癖を整える。それからキッチンでコーヒーを淹れて、トーストを焼いている間にお湯を沸かす。トーストにバターを塗ったところで、彼が起きてきた。
彼は現在司法修習生。裁判官を目指す法曹エリートコース、その茨の道を歩き始めたばかりだ。けれども、わたしが就職してから、二人の間に隙間風が吹くようになった気がする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 22:03:36
7766文字
会話率:19%
先輩が後輩に やられる話。後輩は駅のホームで先輩に惚れて、転職して会えなくなった先輩を追って転職してきてますが、そんなこと一度も出てきません。
最終更新:2020-09-13 18:39:25
2051文字
会話率:40%
わたし、小森陽菜。こう見えて男です。
企業との共同研究が盛んな東湾バイオ研究所に務める大学の先輩が、新しい薬を作ったんです。
なんでも、大学の研究室で共同研究した企業が出すサプリメントで、毎朝1カプセル飲むと1日に必要な
栄養素が取れるん
だって。ホルモンバランスも整えて、男女ともに抜群な効果を発揮。
しっかり交感神経・副交感神経の調子を修復して、毎日元気に活動できるって話みたい。
お試し期間2週間を終えたら、すっかり体力もあがって前よりイキイキ生活できるように。
先輩から製品化したサプリの試供品を頂いた、からだつきが丸くなったけど気にしない気にしない。
ある朝、違和感を感じた。それは確信に変わる。洗面台の鏡には、確かに自分の顔だけどそこには
女の子がいたのだ・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 12:33:54
438文字
会話率:0%
四ツ谷千絵は異世界リュンデに落ちた。見た事のない景色に夢に違いないと、頭から血の気が引いて、千絵はそのまま気を失った。寝て起きたら、きっと病院かどこかにいるだろうと信じて。
けれど、目を覚ますとそこは牢屋だった。石畳の床、レンガの壁、簡素な
ベッドとトイレに洗面台、それから黒光りしている鉄格子。
千絵は大声で助けを求めるが──────────
。
そして色々あり、異世界リュンデで結婚した千絵は、ある日"家"を出て行った。子供を連れて──────。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-11 14:56:55
18031文字
会話率:27%
夏の朝は起き辛かったのだが、会社員の僕は洗面台で洗面を済ませ、身支度を整えてから、その日はキッチンでコーヒーを二杯淹れた。ベッドには恋人の朋絵が眠っていてまだ起き出してなかったから、アイスコーヒーを淹れて冷蔵庫に保存し、朝の挨拶をした後、出
社する。彼女は街のクラブで働いていて、夜が遅い分、朝も遅かったのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-10 14:48:23
2499文字
会話率:58%
洗面台の大きな鏡の前で、誰にも見せた事のない秘密を、貴方にだけ見せるのです。
最終更新:2008-12-12 09:43:02
4497文字
会話率:32%