中世・戦国時代に生きた北条政子(源頼朝正室)・日野富子(足利義政正室)・淀君(豊臣秀吉愛妾)の三人は「日本三大悪女」といわれます。夫の死後、彼女たちは権力の中枢を握り尼将軍などと呼ばれるようになり、当時の政治改革にも一定の成果を上げますが、
一方で当時の男性社会のなかにあって、己の権力掌握の為に、時には女の魔力も使いながら様々な陰謀策略を巡らします。しかしその顛末は腹を痛めた我が子さえ失うことになるのですが。夫や一族さえ成しえなかった結果を残した彼女たちの何が「悪」であったのか、この物語では女性だけが持つ「悪」の本質を追求します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 17:50:48
4085文字
会話率:3%
投馬国(とうまこく)は東西ふたつに分かれた国だった。
西部を治めるのは、副長(そえのおさ)・羽積彦(はづみひこ)。
初潮を迎えたばかりの農民の娘・沙由流(さゆる)は投馬国のしきたりにより、早乙女として羽積彦(はづみひこ)との淫らな農耕儀礼
に挑む。
古代出雲をイメージした歴史官能小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-19 02:56:47
16339文字
会話率:15%