正統派スパイ小説「ゾーイ・マリーン」第一作。
東西冷戦終結の一年前の1990年。CIAのスパイ、ゾーイ・マリーンはパリのアメリカ大使館爆破事件を受けて、盗まれたフロッピーディスクを取り戻すために、事件の黒幕で謎の暗殺組織スコルピオに戦いを挑
む。その一味、レイクマンという元KGBとも対決することになり、ソ連の影も感じながらもスコルピオ壊滅のために相棒のポールと共にウクライナに向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 18:44:51
10512文字
会話率:53%
本作品は、重複投稿です。
日本神話をモチーフにした、ロリータファンタジー。
和邇雨一族に支配された幽国神領。この地では、兎神子と呼ばれる少年・少女達に、諸社領の領民相手に春をひさがせ、産まれた子を、皇国名家の養子に出す風習が続けられていた。
鱶見本社領の社にも、男女十二人の兎神子が暮らしていた。
此処に、『名無し』と呼ばれる、新たな宮司が赴任する。
神領の棟梁嫡子として生まれ、過酷な人生から自ら名を忘れた彼は、失われた子供時代を取り戻すべく、兎神子達に、束の間の子供らしい暮らしを過ごさせようとする。
一方…
諸社領の社では、黒兎と呼ばれる兎神子の少年達が、白兎と呼ばれる兎神子の少女達を解放するべく、暗殺組織『紅兎』を結成し、革命の時を伺っていた。
革命阻止を願う名無しと、彼を頭目にと願う紅兎達。
やがて彼らは、東西冷戦を背景に、占領軍と神領支配者達が密かに建設した、核弾頭基地を巡る諸大国の陰謀に巻き込まれてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 10:09:32
812122文字
会話率:42%
東西冷戦下の東欧にて、王家の血を引く少女・ヴェロニカは、魔術師・イヴァンと出会う。
ヘラジカ獣人であるイヴァンと心を寄せ合うが、戦争と革命によって逃亡を余儀なくされてしまい……。
最終更新:2021-10-01 19:53:44
11077文字
会話率:46%