私の名は佳音(かのん)と言う。
このパーティで、主に武器の製造を引き受けている。
と言っても、魔法のエンチャントによるものだ。私自身は、ハンマーを振るうだけの腕力も無い。
さて、パーティの前衛に“蒼”と言う、自己肯定感ゼロで、口を開
けばネガティブな事しか言わない男が居る。
その癖実力はあるので、武器を新しく改良してやろうと思ったのだが。
素直に声をかけるのが億劫だ。
また、それに伴って後ろ向きな発言を延々聞かされて、イライラするのが目に見えている。
ならば、あの男が泊まっている部屋に入って、勝手に武器を借りる事にした。
※自著のスピンオフ作品であり、あくまでもパラレルワールドでの出来事です。
本編には何ら関係の無いエピソードである事を御了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 19:28:25
3140文字
会話率:22%
西暦20XX年……世界は謎の組織エロール・エロッサイムによって(性的な意味で)滅びの危機を迎えていた。
エロール・エロッサイム擁する痴怪人の魔手が各地に伸びるなか、勃ち上がる者がいた。純白のタキシードと仮面に身を包んだ性戦士、魔法少年エ
クスタスである。
エクスタスとエロール・エロッサイムの戦いが、今日もどこかで繰り広げられる……。
※最後に少しだけ逆転要素があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-02 22:07:13
4162文字
会話率:64%