スカーレット・ダリアは貴族令嬢でありながらも剣を好み、騎士隊の隊長に抜擢されるほどの女性だった。その苛烈な性格で相手が貴族令息であろうと不貞を行えば容赦なく拳を振るった。が、ある夜会でメイドを襲おうとした者を叩きのめせば、彼自体はどうにかな
ったのだが、その夜会を主催した公爵が引き下がらなかった。今回のことを水に流すためにはとある男と婚姻を結べ、と。
何故か娘を可愛がっている両親が止めもせず、その公爵は公正な男としても知られていたのだが、……スカーレットはしぶしぶ紹介された男と婚姻を結ぶことにした。そこで彼が言ったことは、
「今後問題を起こさないように、私に調教されてくれませんか?」「ご安心ください、貴女が本当に拒否することは行いません」「おや、女騎士ともあろうものが怖いのですか?」
乗せられた彼女はそれを受け、――「貴女を決して離しません、貴女から私を求めるようにしてあげましょう」――
病み気質のヒーローと、蕩かされて好きにされてしまうヒロイン。結局のところはイチャラブ。調教とはいいつつも調教目当ての方には物足りないかも思う程度の成分です。お愉しみいただければ幸いです――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 10:37:24
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会話率:47%