≪第一章≫
試合を終えて家路へ向かうサッカー部員達。
疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。後輩をかばいすべての責任を負った三浦に対し、
車の主、暴力団員谷岡が言い渡した示談の条件とは・・・。
本作を象徴する一転攻勢の章にし
て、本作の知名度を世界に通用するレベルにまで引き上げた章。本章に描かれる出来事は、「下北沢暴力団員殺害事件」として現在も語り継がれている。
≪第二章≫
スカウトマンがノンケの青年をモデルにスカウトするところから始まる。5万円のギャラで承諾したものの、乗り気でないモデルと、撮りたい画を撮れないスカウトマンとの間ですれ違いが生じてしまう。そしてスカウトマンの「フェラも出来ないの?」という嘲笑に、ついにモデルは怒りを爆発させる・・・。
第一章に続いての一転攻勢章。NSOKの棒読みが光る。
≪第三章≫
大学生のアパートに同級生の友人が訪れる。二人はしばらく仲良くくつろぐが、学生にアルバイトの時間が訪れると、友人を部屋で独りでゆっくりさせる。学生が不在の間、友人は自慰を始める。しかし、その一部始終は学生が事前に仕掛けたビデオカメラによって盗撮されていた。学生が帰宅して、酒を交わし、再び楽しんだ後、友人はベッドで仮眠を取る。学生は彼の寝ている横でビデオカメラをチェックすると、SM妄想の世界へと突入していく・・・。
本作屈指の空気回で、素材としての活用例も圧倒的に少ない。しかしながら出演俳優のGOはそのカリスマ性のために、一部から神格化されるほどの人気を集める。
≪第四章≫
水泳部の後輩が練習帰りに先輩の実家に訪問するところから話が始まる。部活の会話の後、先輩が後輩に屋上で日焼けしに行かないかと誘う。後輩は快諾し、二人は競泳パンツに着替え、日光浴を始める。しかし、この後、普段面倒見の良い先輩が豹変。彼の歪んだ愛情が暴走して、後輩に襲いかかる・・・。
野獣先輩の迫真の演技と、訴訟も辞さない汚さが際立つ章。彼を用いたBB先輩シリーズは、動画素材として一ジャンルを築いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 04:06:55
11917文字
会話率:79%
あの夏――俺の妹の陽菜と幼馴染の翠子ちゃんは、二人で海へ旅行へ行き、帰ってきた……俺の知らないオンナとなって。
散々強姦され、輪姦され、幼い身体に快楽という快楽を刻み込まれ、壊され、その様子をつぶさに動画に撮られ、俺は――それを見続けるし
かなかった。
乳首に通されたピアス、柔肌に刻まれた淫語のタトゥー。動画の中の二人は一匹の牝となり、中年男達に跨り、あられもない恥知らずな言葉で今夜も乱れ続ける――。俺は――俺、夏木広人は――。
※この物語は、夏に消えた妹が、~日焼けの跡が消えるまで~ の(一応正式な)続き物となっております。先にそちらの作品を読んでからご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-06 10:44:30
54731文字
会話率:21%
両親が海外旅行中の夏休み。その日妹の陽菜と、俺にとってもう一人の妹のような幼馴染、翠子ちゃんの二人が、三泊四日の旅行へと出かけて行った。
見るからに姦しいハイテンションの陽菜と、年齢不相応に大人びた翠子ちゃん。二人が海を満喫している間、
俺は一人の家で自由を謳歌する。が、陽菜からはひっきりなしに写真付メールが送られてきた。
若い肢体に眩しい水着姿――折角の一人を中々満喫できず、思わず苦笑してしまう。
――やがて、陽菜からのメールがぷっつりと止む。海を楽しんでいるのだろうと気にもとめず、だがあまりに突然の音信不通に訝しがるも、翌日にはメールが通じた。……俺はその時、二人からのメールの様子が少しおかしいなどと気付きもしなかった。
やがて三日が過ぎ、四日が過ぎ――――一週間経っても、二人は帰って来なかった。俺の携帯にメールが届く……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-06 20:36:57
123015文字
会話率:27%