冬次(ふゆつぐ)は妹の嫁入り道具になるようなものを探しに、曾祖父の頃から放置された屋敷の探索に行く。由緒ありげな桐箱をみつけたが、腐った床が抜けて動けなくなり、さらに掌サイズに縮んでしまう。ピンチを助けてくれたのは妹に振られた幼馴染の清三郎
だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 16:02:19
51350文字
会話率:30%
宰相家の高子姫は、父に仕える小さな従者に恋をしていた。身分差の壁に加え四尺三寸の絶望的な身長差。現実的な彼は姫君の真剣を信じようとしない。挙句転職して遠方へ行くなどと言い出した。そんな折、都を騒がす鬼の噂を聞いた高子は、打出の小槌に一縷の望
みをかける。
※非常に若いヒロインによる性描写があります。当時は合法でしたが現代では違法です。苦手な方はご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-05 06:00:00
53552文字
会話率:39%