夏は嫌いだ。この世で一番、大切な人を亡くした季節だから。
俺様亭主関白気質のイケメン年下ワンコ×魂の番であるアルファを失った影のある年上未亡人
オメガの桐生薫は大学卒業後、魂の番であるアルファと番った。
そして一週間後に最愛の大
切なアルファを交通事故で亡くしたのだ。
番を失った状態での発情期と体力の低下による喘息の発作や意識障害、心臓の病気に悩まされ、入退院を繰り返す。
ようやく彼が治療を終えたときには五年の歳月が経っていた。
両親や兄弟と絶縁状態。
職を失っていた薫を救ったのは、大学時代の親友・朝霧瞬だ。
高校の事務をしている彼のツテで田舎へ引っ越し、私立北条大学付属高校の図書館で働きながら茶道部顧問となる。
失った番とどこか雰囲気の似た茶道部監督の国語教師・楠大和に淡い思いを寄せながら、田舎でのゆっくりとした暮らしに心身を癒やしていく。
いつものように町場で買い物をしていれば、五年ぶりの発情期が起こり、見知らぬアルファに襲われてしまう。
運よく大和に救われるもののオメガの本能には逆らえず大和の住むマンションで一夜をともにしてしまう。
そうしてセフレとしての関係をズルズルと続けているうちに、高校へやってきた教育実習生の竹本雅が大和の魂の番だと発覚し——。
この作品はfujossy様から転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 23:38:52
2905文字
会話率:7%
「エロエロせん妄ウイルス患者たち」というタイトルの小説ですが、まず、「せん妄」について説明します。
「せん妄」を簡単に言えば、人が突然として意識障害状態に陥って夢遊病のような状態になることです。
さて、これから執筆する「お話」は
「せん妄」と称される意識障害状態に陥る人々の物語です。
ただし、今回の小説の中で描くのは単なる「せん妄」ではありません。
人々はエロせん妄状態に陥るのです。
で・・・エロせん妄状態に陥った人々は超エロい人々になるわけです。
超エロくなった人々は、人前でも公然と「とんでもないエロ」を繰り広げてしまうわけです。
しかも、世界中の数億人もの人々が、特に青年たちが、そのようなウルトラ・エロの世界を繰り広げてしまうわけです。
ならば、人類の運命は? そして、その原因は?
それを知りたい方は、小説「エロエロせん妄ウイルス患者たち」を是非お読みください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-18 13:00:00
37831文字
会話率:57%