先見の聖女と呼ばれるユリアナのところに護衛騎士が来た。彼は喋ることができず、鈴の音で返事をする。目の見えないユリアナは次第に彼に心を開くようになり、二人は穏やかな日々を過ごす。
だが約束の十日間が迫った頃、ユリアナは彼の手に触れた瞬間に
先見をする。彼の正体はユリアナが目の光を失う代償を払って守った、かつて婚約する寸前であった第二王子、――レオナルドだった。
愛する人を救った代償に盲目となった令嬢と、彼女を犠牲にしたことを後悔しながらも一途に愛し続ける王子の純愛物語。
*短編「沈黙の護衛騎士と盲目の聖女」の連載版ですが、若干設定・内容を変更しています。続きは第二章からです。
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【第四回ジュリアンパブリッシング恋愛小説で大賞をいただきました! ありがとうございます】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 19:04:22
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会話率:45%