母の日のプレゼント、息子から
最終更新:2024-11-07 12:44:47
33997文字
会話率:0%
始まりは、主人公が中学生のとある季節。
ベッタベタの田舎町にある【櫻田医院】の一人息子・櫻田瑛里(さくらだえいり)は、受験を控えたナイーブな中学三年生。彼には志望校が難しい以外にひとつ、どうしてもままならない悩みの種があった。
それは、町医
者である父・啓吾(けいご)の度を越えた愛情に溺れかけていること……。
「パパって呼んでくれなきゃ泣く」と素面で宣うのは、汚いオヤジでもうらぶれた男やもめでもない。
妖艶という形容がよく似合う、美しすぎる内科医。町の大物を次々とタラシこ――魅了し、ご婦人達からも絶大な人気を誇る『人転がし』の天才である。
そんな父に全く似ていない凡顔の瑛里は、周囲に揶揄されつつ不器用に父を尊敬している。
そんなある日、瑛里の住む町に人当たりの良い好青年がふらりと現れた。彼・倉橋航(くらはしわたる)は、嫌味すら感じ得ないほど洗練された善人オーラを放つスーパーナイスガイ。
だか瑛里は、その姿に若干の違和感を覚える。
この倉橋来訪を切っ掛けに、息子溺愛の櫻田医師を巻き込んで、瑛里は否応なしに殺伐とした渦に引きずり込まれていく。
※①BL本格始動は瑛里が進学してからです
呪術廻戦で五悠にハマってから、美人攻め書きたくなって!!
体格差って何でこうも滾るのか……主人公は今ドチビだけど、成長します。ええ、普通に!(←こだわりっ)
※②攻めのスペックは後々明かしていく予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 07:00:00
48516文字
会話率:49%
小松崎圭吾、三十八歳。
紆余曲折の末、四十間近になって、最愛の嫁と息子と家族になれた。仕事も順調だし、これでやっと、俺も人並みの幸せな人生が送れる! と思っていたら。
「圭吾様、ご存知ないかと思いますが、若奥様は昔から大変男性に人気の
ある方でしたよ。ご結婚されたからといって、安心していらっしゃると、どこの誰に横取りされるかわかりません」
ふざけんな。
てか、廻神、どうしてお前がそんなことを知っている。
※「自律と他律の問題。」旦那視点。「自律」の伏線回収と、その後エピソードが主のため、前作未読の方には意味不明です。
※一部暴力表現、18禁は予告なく出てきます。
※実在する疾病の記述有
※全体的な流れはありますが、基本的に過去を回想したり、美味いもの作ったり、食べたり、息子溺愛してたり、嫁にデレデレしてたりするアラフォー男の日常徒然です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-10 00:00:00
123853文字
会話率:50%