ある日、樋渡幹也は忘れものを取りに戻った教室で、誰かが置き忘れたスマホを見つける。
何気なく手に取るとそのスマホはロックがかかっておらず、思わず中身を開いてしまった。画面は官能小説で埋め尽くされていた。
一体このスマホの持ち主は誰なのかと訝
しんでいると、教室の扉が開き、一人の女子が入ってきた。
その女子はクラス1、2を争う美少女、山中明日香だった。明日香は幹也の手元を見て、「それ、私のスマホ」と思わぬ事を言い出した。
後日幹也は件の官能小説は明日香が書いたもので、彼女は官能小説家だという事実を知らされる。
そして、スマホの中身を覗き見た事を許す代わりに、幹也は彼女のHな『取材』に協力させられる事になるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 02:00:00
116452文字
会話率:38%
ファンタジー童話風味ショートショート。「きみの忘れものを持ってきたんだよ」。そう言うかれの顔に見覚えがあるんだけど、思い出せない。関西弁ナシ。
2011 年公開作に少し手を入れたものです。個人サイトからの転載。
最終更新:2021-02-01 02:33:05
4248文字
会話率:44%
「月影に浮かぶ恋花火」続編No.3です。
初めて読む方も入っていけるようになっています。
詳しく知りたい方は「月影に浮かぶ恋花火」から連作No.1、2、3とお楽しみください。
優しい春の日差しみたいな笑顔の連くんの、そうじゃない顔。
歩ち
ゃんの知らない連くんにフォーカスします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-30 18:00:00
18657文字
会話率:32%
私のなくしたボールペンを見つけてくれたのはあなたでした。同じ会社で働く彼と、少しずつ距離が縮まって……。
最終更新:2017-07-31 18:27:54
11106文字
会話率:40%
高校三年生の浦河俊吾は授業中、教師の忘れものを取りに理科準備室へ向かうと男がキスしているところを目撃する。見られた男は邪魔をされたかわりに浦河の体を触るが後にその男は音楽教師の遠野明良だった。
遠野は浦河を気に入り教科係に指名され家にも連
れて行かれる。初めは遠野を警戒していたが音楽のことになると真面目で楽しそうにピアノを弾く遠野に惹かれていくが……。
※印には性描写ありです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-02 10:54:21
31927文字
会話率:54%