ドルシナウの王女カトリーナは、兄弟国ルードガレスの王立騎士団長アヴラムと結婚する。
しかし彼は、昼寝の際に他の女を抱き締めて寝る悪癖があった。夫婦仲を壊したくないカトリーナは、それに対して見ないふりを続けていた。
そんな生活に限界を感じ始め
ていた矢先、アヴラムはカトリーナに対して恐ろしい事実を告げる。端から彼は彼女を愛するつもりは無く、壊すために結婚したのだと。
+本編はメリバ寄り(作者的にはハピエン)ですが、小話までいけばハピエン……なはずです。
+4/23後書きに小話「聖女になると決めた日」追加(約2300字)
+4/25他サイト掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 23:36:29
9557文字
会話率:42%