俺、木田健人(きだ けんと)は高校3年生
10年来の付き合いのあいつ、小田陸(おだ りく)は小学生からの親友で、俺の好きな人だ。
あいつに「お前は1番の親友だ」と言われて、
この関係を壊したくなくて好きな気持ちを悟られないように日々気をつ
けてるんだけど・・・
好きな気持ちは日に日に大きくなって、隠すのも大変だ。
バレないためなら小さな嘘だってついてきた。
受験時期になり、進路を決める時が来た。
陸は当たり前のように俺と同じ大学を受ける気だ。
「お前頭良いのに。もっと上の大学行かなくていいのか?」
「だってー。健人がいないとつまんないじゃん」
「大学実家から通えないから健人、一緒に住もうよ」
俺はお前と男同士で幼なじみで親友だけど、
お前がすごくすごーく好きなんだ。
俺は隠れてお前を思い出して毎日エロい事してるんだぞ。
いいのか?
親友という安全な場所を無くしたくない
でも年々膨らむ密かな恋心は
無事隠しきれるのだろうか・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 18:00:00
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