わたしは童殿上をして幼い東宮さまに仕え、宮中で「やまぶきの君」と呼ばれている。ある朝、二通の文(ふみ)を拾ってから、災難に巻き込まれるようになった。どうして?
そこから、わたしは憧れの人・隆成さまと知り合うことになり、さまざまな出来事に遭
遇して、何故か女性として「妻」になってしまう。なにがどうして、こうなった?
主人公・やまぶきの君の初恋、『やまぶき君の災難』
やまぶきの君の親友で笑わないことで有名な、あずさの君の話、『あずさ君の初恋』
帝の乳兄弟・信春の遅い初恋、『埋火(うずみび)』
やまぶきの君の乳兄弟・守光の危険な恋、『書物と刀』
成長していく過程で恋人と疎遠となってしまった、やまぶき君のその後、『恋の成就の、そのあとで』
周囲の人たちの小話、7編、『拾遺』
本編は『やまぶき君の災難』と『恋の成就の、そのあとで』ですが、あずさの君・信春・守光が主人公になったお話も本編にからみ、別視点のお話でもあります。
時代背景は、平安時代中期。歴史用語の説明部分は、読み飛ばして下さってもいいです。
性描写等がある話には、*をつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 14:56:43
646050文字
会話率:37%
家も没落し、身寄りもない。
さらには婚約破棄までされてしまった彩希は、優しい双子に拾われ日常を満喫中。
双子に翻弄されっぱなしな毎日だけど、けっこう幸せ。
けれど、そんな幸せをぶち壊すように、元婚約者が再び目の前に現れて___!?
双子の嫉
妬と独占欲に、その瞬間火がついた!
「あんな最低な男、早く忘れてしまえ」
王位継承権を持つ双子の宮と没落した源氏の姫の平安ラブファンタジー。
「旦那様は、妻の溺愛をご所望です。」のシリーズ作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 23:39:07
2006文字
会話率:28%
高貴な家に引き取られた少女は、ある目的をもって育てられる。
近代日本をモデルにしたファンタジーです。習作の投稿。
◯7月5日以降投稿した原稿を、再録して1つに纏める作業中です。(7月10日)
◯BL要素入りました。(7月12日)
◯ルビを
打ちました(7月15日)
◯完結しました(8月11日)
◯連載終了後も沢山のご愛顧に感謝の小話UPしました。(9月17日)
◯追加版最終話。春仁宮の若宮さまに束の間、幸せになっていただきました。二百年後の子孫話はまた後日、別シリーズにする予定です。拙作にびっくりする程沢山のアクセスをありがとうございました。(10月2日)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-02 01:41:37
100174文字
会話率:31%