エロ描写に絞った書き方と云うよりは性的興奮をどのように脳内が感じるかや、女性の心理の変化、男から見た女性への性的な一方的な志向等を含めてエロ描写しています。
なので主人公の男性的な心理描写の部分として女性との馴れ初め等もエロ描写と同じ比重で
書いているのでエロ描写迄が長い章もありますが、そこも踏まえてお愉しみ頂ければ幸いです。
個人的にパートナーの過去の性的体験談を聞く事や精液に興奮するのでそういう描写を多く含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 23:00:00
135193文字
会話率:15%
中学の部活で、他より毛深いから毛虫とあだ名をつけられた探偵事務所の息子、鎌田豪。
しかし、そう呼んだのは、部活の先輩女子のみ。それだけに心は傷つけられた。
高校生になると、その名づけ親であり、先輩でもある三年生の美女、鱒崎由希の思わぬ素顔
を動画で知った。
ある日、由希の彼氏が生徒指導に呼び出され、調査したのは豪の家だからと由希は豪を責め立てる。
その様は完全に部活の先輩だったがゆえに、こういう使い方はすべきでないと言い聞かせながらも、動画を元に自分の怒りを教えよう。
自分のうらみを晴らそうと決めた。
探偵が対峙すれば、相手の心理を読み切り、それを自在に操りながら定めた地点に着陸させる。
定めた地点とは、由希のスカートに浮かび上がったYの字の交点だけではなく、自分の特長と由希の本性とをうまく絡み合わせたずっと先にあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-31 11:28:07
63819文字
会話率:33%
私が四九歳を迎えた年のこと。
若い頃より仕事仕事の,寧日の無い日々を過ごしていた私でしたが,常日頃より抱いていた失ったものに対する潜在的欲望が堆積し,日を追うごとにその欲望が萌芽し始めていることに気付いていました。
そうしたある日,ふと
したきっかけでまだ幼さを残した一八歳の少女と出会い,会ったその日にめくるめく恍惚のひと時を過ごした私は,会ったその日から彼女に恋情を抱き,彼女も亡き父親を彷彿とさせる私に慕情を抱き,その慕情が恋情に変化していきます。
二人は自身が失ってしまったものをお互いの中に見出し,求め合い,その後も毎週のように逢瀬を重ね,濃厚且つ淫奔に互いの愛を確かめ合い,急速に惹かれ合っていきます。
ところが,二人があまりにも急速に接近し過ぎたことが悲劇を生み,やがて砂を噛むようなあっけない終焉を迎えるという物語になります。
これは私が実際に体験した出来事に若干の脚色を加え,小説化したもので,私の同世代が抱いている性的欲望と恋愛願望の本質,そして愛情とは何か,恋情とは何か,セックスとは何か,これらを筆者の観点で捉えた力作になります。
私が持っている恋愛観,性的願望/欲求の真理,また作中に登場する彼女のような若年層の女性の心理を,彼女との濡れ場シーンを通して赤裸々に訴えています。
従って,どうしても濡れ場シーンに多くの紙面を割く必要があり,その描写も細密となることから,一見すると官能小説のような印象もありますが,この作品の狙いは卑俗な性描写にあらず,純粋に中年男性の性愛を追及した,濃厚淫奔な中にも,清潔感のある作風に仕上げているつもりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-05 19:04:59
50424文字
会話率:19%