私は――、あなたが好きでした。
たとえあなたが、『私』を見ていなくても。『私』を通して、ずっと私の姉さまを見ていることを知っていたとしても――
明るくて太陽のような姉姫の結婚式を、明日に控えた月のきれいな夜。
叔父からもちかけられ
た政略的な縁談、そして彼と姉の関係をぼんやりと考えながら――
預けられた姉のベールを身に着けた妹姫リリーシャのところに、フラと酔いをまとって現れたのは彼女が幼い頃から想いを寄せる一人の騎士だった。
※2022/09/16 後日談(糖度↑↑)完結しました。
※2022/07/17 本編完結しました。
※身代わりの夜想曲(https://novel18.syosetu.com/n7469ey/)の改稿・連載版になります。
※第三章は、だいぶ暗めの内容が続きます。ご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 18:26:36
262369文字
会話率:48%
私は――、あなたが好きでした。
たとえあなたが、『私』を見ていなくても。『私』を通して、ずっと私の姉さまを見ていることを知っていたとしても――
明るくて太陽のような姉姫の結婚式を、明日に控えた月のきれいな夜。
預けられた姉のベールを
身に着けた妹姫リリーシャのところに、フラと酔いながら現れたのは彼女が幼い頃から想いを寄せる一人の騎士だった。
※改稿・連載始めました。↓↓
身代わりから始まる恋の行方は夜想曲と共に(https://novel18.syosetu.com/n8363fe/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 20:16:11
7798文字
会話率:39%