【前半】高ランクの薬師である公薬師を目指している男爵令嬢のイリス。腰まである黒髪ストレートは前髪も長く、鋭い眼光の真っ赤な瞳を隠している。まるで魔女のような風貌だが、彼女は気にしていない。大好きなキノコを愛でつつ、日々調合の勉強をしている。
実はイリスには日本人として生きた前世の記憶があった。この世界については乙女ゲームぽいかもと思っていても何の物語かはまではわからない。彼女は物語の登場人物(多分)なクラスメイトの聖女や高位貴族の方々とは関わらないように過ごしていた。だって眩しいもの。
しかしひょんなことから、圧倒的に眩しい人物――辺境伯令息のレイナードを自作の薬で助けたことにより、彼に気に入られて……。
【後半】無事、公薬師になったイリスは、レイナードの押しに負けて結婚した。溺愛に戸惑いながらも、彼の横に立つ人間として頑張ろうと決意する。そして、領に向かうまでの道中、イリスは聖女と対峙することに。事件は解決するが、イリスは聖女の言葉が気になって……。
穏やか紳士(を装っている)なヒーローと、キノコ好きな薬師のヒロインが、愛し愛され、時にすれ違い、最後はハッピーエンドのお話です。
性描写がある話には(※)がついています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 22:00:00
103402文字
会話率:41%
マーセディスは医師を夢見る貧しいきこりの娘。学費が底をついたため大学を中退することになる。実家に帰り家族を支えて生きていこうと決めたのもつかの間、森の中で『ここから出してくれ』という声に導かれてガラス瓶を見つける。小瓶のなかには奇妙な生き
物。蛙のような形をした化け物が。マーセディスは可哀想に思い助けてやるが——
グリム童話『ガラス瓶のなかの化け物』のオマージュ
※10万字予約投稿(推敲しながら投稿していく予定です)
※R18描写には✩マークをつけます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 06:33:30
104820文字
会話率:41%
森で拾った化物は、魔法をかけられた人間で——?
マーセディスは医師を夢見る貧しいきこりの娘。学費が底をついたため大学を中退することになる。実家に帰り家族を支えて生きていこうと決めたのも束の間、マーセディスは森の中で『ここから出してくれ
』という声に導かれてガラス瓶を見つける。小瓶の中には奇妙な生物。蛙のような形をした化物が。マーセディスは可哀想に思い助けてやるが——
なぜ化物はガラス瓶に閉じ込められたのか? その隠された正体とは——?
一方、マーセディスにも謎が秘められていて——?
これは運命の二人(一人と一匹?)が、陰謀に巻き込まれながらも、未来を模索していくお話
グリム童話『ガラス瓶の中の化物』のオマージュ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 20:08:25
80581文字
会話率:42%