うららかな春が、全ての始まりだった――
少年、成田守(なりたまもる)は大隅由奈(おおすみゆな)にフラれたその日、謎のお姉さんと邂逅する。その人の名は春名時子(はるなときこ)。彼女の豪快で、快活で、ひょうきんで、優しくて、エッチな人柄に守は
ほだされていく。そうして始まる二人の関係。そして、その出会い、お付き合いの中で、守の家族、友人、周囲との関係も変わっていく。
そしてなにより、時子は奇妙な力を持った人だった。その秘密は一体なんなのか。彼女は喋らない。守はその神秘に触れ、より深みにへと嵌っていくのである――
へんてこおねショタファンタジー。
これは未熟な少年と不思議なお姉さんの織り成す、元気いっぱい朗らかで、甘酸っぱくほろ苦い、そしてとびきりエッチな一年間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-13 21:24:30
384573文字
会話率:52%
草津の地で深手を負った時雨は、師と江戸一の名医の治療によりある程度の回復をした。
その回復に掛かった刻は季節が一回り以上の刻であった。
寛永二十年、春。
時雨は西国へと旅立つ。側には新たに二人の女性が付き添っていた。
攫われた弟子を探し、
江戸を離れた原因である長崎奉行、大隅孝明を始末する。
すべてに決着を付けるための旅は今始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-19 22:34:57
55204文字
会話率:44%
江戸吉原での生活を松風藩江戸家老の大隅孝光に壊された時雨は、大隅孝光を壊した。
しかし、時雨の怒りは収まらず、また全てを壊した痲薬の元を絶つべく大隅孝光の兄である長崎奉行を殺害するために旅立つのであった。時雨は久しぶりの遠出を楽しみながら
東海道を進んでゆく。しかし、その先には時雨の逆鱗に触れる出来事が山のように待ち構えていた。
これは完結している時雨太夫のシリーズ作(続き)です。宜しければ時雨太夫と併せてお読みいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-06 11:32:21
229110文字
会話率:38%
鎌倉から江戸、現代と続く加賀美家一族の奉納舞と孟宗竹にまつわる不思議でエロチックな物語です。
本物語は当サイト以外に、「アメーバブログ」、「FC2ブログ」にも同時掲載され、経験的に学んだサイト別表現許容度に基づき、性的表現箇所の内容を微妙に
変えてお送りします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-02 05:12:57
130887文字
会話率:36%