1兆年を超える異常な刑期が原因で、地獄の人口増加は止まらない。無限かと思われていた地獄の亡者の収容人数は限界を迎えつつあるらしい。
地獄にもメンツがある。刑期を終える前の亡者を勝手に放出するわけにはいかない。
蜘蛛の糸という物語
にヒントを見出し、亡者を天に釣り上げてもらおうと画策する地獄の閻魔たち。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 00:51:13
14683文字
会話率:46%
人生ずっとついていなかった、筒井和正は、高校のころ彼女が行方不明となる。
小中高大学のときも、怪我続きであったが、成績は程々によく、就職した自衛隊でもなんとかやって、精鋭 第一空挺団へと配属される。
その初めての大演習で、降下したとき、
落下傘をカジる動物がいた。
予備傘を開くもまたその動物にカジられ、あえなく落下する。
そして、死亡が確実になったとき、和正を光が包み込み、神界へと連れて行かれる。
神界で現れた女神に、和正はこの世の仕組みである、六道 (天道、人道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道)と、さらに他の世界との勝ち残り戦があること。その勝ち残り戦には、その世界での信仰数、質、期間が重要なこと、良質な魂は分割して、六道のどれかの世界で同時に人生を送ることなどを聞く。
そして、それら同時生活者には様々な特典スキルが与えられ、さらに魂本体には、他世界管理用スキルと他世界から上がってくるスキルと経験が与えられるそうだ。
ただし、和正の現時点の身体は死亡一歩前の状態なので、他世界の管理は現代ではできず、平安時代中期くらいですることになる。
そして、和正はなんやかんや言ってる間に平安中期へと送られ、一歩一歩生活を向上させつつ、他世界の管理をすることになった。
行方不明であった彼女のアキ子とともに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-13 20:32:15
216952文字
会話率:26%
それは、とある女の独り言。
最終更新:2017-07-14 00:04:32
1058文字
会話率:0%