自由な世界を空想しながら、小さな町の娼館で娼婦として生きているナイラ。ある嵐の夜、部屋に忍び込んできたのは、傷を負った一人の男だった。
束の間の出会いがもたらしたものは、女の記憶の中に眠る忘れられた詩と、男が知ることのなかった感情。ただそれ
だけの筈だった——。
※ほのぼのした要素は殆どありません。主人公以外との性描写、暴力描写(特に中編)などがありますので、苦手要素のある方はまずは小説情報にてキーワードをご確認下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-01 09:00:00
490552文字
会話率:36%