三徹の納期明け。酒に飲まれた青葉 和希、二十七歳は見知らぬ部屋で目を覚ます。
そこは四歳下の会社の後輩、神谷 太一の部屋だった。
忘れよう、と提案する和希に対し太一は付き合ってくださいと、言ってきて────
同時期、不誠実で恋のトラウマであ
るかつての恋人、佐々木 祐志との再会で和希の心は乱される。
恋を諦め、仕事の情熱も夢も薄れかけた、家と会社往復の毎日の社畜。
そんな和希にいきなりのモテ期到来?
……──でも恋は、怖い。
※小説家になろうで「苦くて、甘い」として投稿完結済作品の、改稿ムーン版。
※性描写のある話のタイトルに「※」印付けました。
※本編完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-04 20:01:28
52264文字
会話率:37%