卒業式を翌日に控えた夜、三人の女子高生、琴音、真奈美、美優は暗い道場に集まった。赤や淡いピンクなど、美しい小振袖に行灯袴を着けた可憐な少女たち。三人は薙刀部の仲間だった。大切な恩師である女教師を死に追いやった体育教師、丸岡を呼び出すと、丸岡
は二人の若手教諭を引き連れて現れた。復讐を誓う三人の女子高生は、次々に教師たちに勝負を挑む。三人は、華麗な薙刀捌き、短刀術、絞め技、そして色香術を駆使して男たちを散々に翻弄し、狂わせ、屈辱の極みを味わわせて屈服させていく。あどけない少女たちが浴びせる容赦のない言葉責めも、まるで太刀打ちの出来ない男たちの神経を存分に逆撫でし、歪んだ劣情を刺激した。
数年後、美しく成長した真奈美、琴音、美優は華やかな受付嬢や銀座のホステスとなって元校長とその部下の前に現れ、より美しく洗練された殺人術で次々と始末して行く。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
読者の方の間で、主人公のイメージをより鮮明に持ちかつ共有頂くため、本作品の挿絵を募集しております。
作品に登場する三人が全員描かれており、女殺し屋と分かる姿、フェミニンな装いが伝わるものであれば、詳細は拘りません(高校時代でも大人になったからの姿でも構いません)。
作画のタッチについてはある程度、写実的なものを期待しており、「女豹」の鬼窪浩久氏や、「シティハンター」の北条司氏、「課長島耕作」の弘兼憲史氏をぼんやりとイメージしていますが、強くは拘りません。
ただし、同人誌のアニメキャラクターのようなロリコンっぽいものは避けたいと考えています。
何のお礼もできませんが、作品の内容に共感頂いており、読者拡大に一役買ってもいい、という奇特で優しい方いらっしゃいましたら是非ご連絡ください。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-09 02:21:05
328397文字
会話率:31%